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マリン色の空(こころ)
月のブランコ
まぁるい地球の上で
神様のいたづら
桃色の雲にのって
ある日の恋の物語り
三月うさぎの白しっぽ
蒲公英の詩
太陽のあしあと
〜 wow wow 明日にむかって 〜
ちゃぷんの海
そらいろじてんしゃ
泡のゆりかご
届け勇気よ - fly to the sky - 
花と風と小さな公園
サクラウタ

ポエム
未来の種
歩こう
       こころ
マリン色の空  


作詞・作曲・うた yuyu



1 青い空 桃色の空 銀色の空 夢色の空

  どこにいても みんなの心

  必ずこの場所にある

* 風に運ばれ 大波に乗って

  この大地を踏みしめて

  たくさんの幸せ集まる このマリンの空の下に

.2 白い球 薫る風 緑の波に きらめく声

  どんなときも この僕たちの

  勇気が大きな味方

.  一人一人の小さな奇跡

  26色(にじゅうろくいろ)に輝く時

  「今」になるいつかの願いが このマリンの空の下で

.3 星を隠す 遠い海 月を揺らす 夜空の花

  どこまで続く 希望のかけら

  みんなの白い物語

.  あのビルを超え 光映し

  熱い魂 夢に乗せて

  届けよう未来の向こうへ このマリンの空の下から

.  * 繰り返し

.  このマリン色の空(こころ)に  
  

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月のブランコ


作詞・作曲・うた yuyu



おんなじ時間も おなじ出来事も

あなたがいたから あんなに輝いた

いつもそこにいる太陽のように

すべての場所をあたためてくれた



たくさんの星がきらめく中で

こうしてあなたに出逢えた奇跡よ

いつもそこにある あの月のように

ゆく足元をそっと照らしてくれた

.

どこまで歩いても どこから見上げても

必ず あなたはそこにいた

.

ありがとう 大切な友よ

色んなことを 教えてくれたね

ありがとう 大好きな友よ

たくさんの 優しさをくれて

.

空を見上げれば ほのかに照る月

疲れたココロに 息を吹きかけてね

おんなじ時代に 生まれてこれたのは

神様が私にくれた贈り物

.

どこまで走っても どこで振り返っても

必ず あなたはそこにいる

.

おめでとう 大切な友よ

幸せになる そう誓ってね

おめでとう 大好きな友よ

離れても ずっとそばにいて

.

おめでとう 大切な友よ

月のブランコ いつまでもこいで

おめでとう 大好きな友達よ


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まぁるい地球の上で


作詞・作曲・うた yuyu



 僕らはいつも 一緒に笑って この手つなぎあわせ

 たくさんのときを歩くよ 確かめ合ってゆくんだ

 未来につづくこの道 時々黒い雲が広がってゆく

 でも涙で前がみえなくなっても 太陽はみつかる

.

 仲間の声がいつも僕を呼んでくれるから

 たとえ目をつぶってても 幸せにたどりつく

.

*まぁるい地球の上で 僕らは生きている

 手を広げればすぐそこに あったかいハートがある

.

 僕らはあの日偶然出逢って ココロつなぎ合わせ

 ひとつの扉開くよ 励まし合って生きるんだ

 僕らはずっと仲間さ いつでもどこにいても一緒さ

 見えない風と共に口づさもう 友達の歌を

.

 今が今じゃなくても僕ら 出逢っていたさ

 このおんなじ宇宙(そら)の下 いつも進んでいるから

.

 まぁるい地球の上を みんなと歩いてる

 たとえ歩幅がずれたって またいつかたどり着く

.

 そっと目を閉じ 寝ころんで 大地に耳をつければ

 ほら地球の裏側から あなたの足音が聞こえる

.

 * 繰り返し

.

 このまぁるい地球の上 みんなで歩いていこう

 みんなで 歩いてゆこうよ

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神様のいたづら


作詞・作曲・うた yuyu



小指にからまるくもの糸 気づくはずもないけど

あの道を右に曲がったのも 神様のいたづら

教科書の隅に書いた未来のストーリー

空の上から のぞき見をして たくらんだのね

.

風のすき間に咲いた花も

あの日つかんだ幸せのしっぽも

全部この日につながって集まる

.

*神様 おねがい 今度はあの歌を歌って

きっと みんなと出会える あの歌を歌って

.

行くはずだった野球場 雨降りでやめたのも

いつもほっとく電話に出たのも 神様のいたづら

一週間も悩んで やっとだした答えだけど

ほんとはここに来ると決まってた 遠回りして

.

雲をちぎって足跡にして

交わす言葉は星に生まれ変わる

みんないつかは ここを通り過ぎてく

.

神様 ありがと たくさんの出逢いをくれて

一人じゃ見つけられない 夢の通り道を

.

もしも君が泣いていたら 何をしてあげれるだろう

もしもその手が震えていたら

太陽に魔法をかけて あっためてあげるね

.

* くりかえし


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桃色の雲にのって


作詞・作曲・うた yuyu



もし もう少しだけ 早く歩いて あの日に追いついたなら

いっぱい甘えて いっぱい話して

あの国のことを教えてくれるかな

少し減ったそのグラスについであげたい そっと

.

どんな声をしてるの どんな癖があったの

たぶん私が思ってるより 照れ屋さんなんだろな

.

会いたかったよ 話したかった

その笑顔を この瞳に映したかった

.

今でも時々思うことがある もしあなたがいたなら

冷たい雨も 寂しい夜も

笑い声であふれただろう

きっとあなたは私に歌ってくれただろう

.

もしも天使の羽があの木の下に落ちてて

少し借りていいのならば 飛んでゆこう

.

見上げた空に呼ばれた気がして

立ち止まったこの坂道 桃色の雲

.

遠い空から あの日が届く

桃色の雲にのって

.

もし もう少しだけ 早く歩けば

桃色の雲に追いつくね


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ある日の恋の物語り


作詞・作曲・うた yuyu



それは緑の風吹く場所で きっとどこかで花が生まれただろう

星の数ほどのきらめく命の中で 

お父さんとお母さんは出逢った

そう その日から二人のまわりには 色んな出来事がおこった

.

楽しいことも 嬉しいことも たくさん泣いたことも 

喧嘩したことも  すべてが二人の幸せ 

そうして 小さな命が生まれた

.

愛しい人を産んでくれてありがとう

二人の恋物語り

お父さんとお母さん二人の出逢った日が嬉しい

.

こうしてここに今いることも こうして夢を語れることも

お父さんとお母さんが出逢ってくれたから 

この命を与えてくれたから

それぞれの場所でふたつの恋が 音をたてて始まったから

.

もしも時間を飛べるとしたら あの日の二人に会いにゆく

耳をつまんで教えてあげたい

その恋物語りの結末を

.

愛しい人よ見つけてくれてありがとう

あなたに会えたことが

私の生まれてきた意味 光輝く

.

この星を選び 

二人の子供に生まれてこれたことを

わたし達誇りに思うよ

.

愛しい人を優しくて 素敵な人に育ててくれたことを

心からありがとう そして これからもよろしく

.

愛しい人を産んでくれてありがとう

この風は未来への贈り物

お父さんとお母さんのある日の恋の物語り

ある日の恋の物語り


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三月うさぎの白しっぽ


作詞・作曲・うた yuyu



 あの雨の窓
 はじめて映った僕の涙
 忘れはしない
 もう 悲しみはいらない
.
 あの虹の彼方に置いてきてしまった僕の笑顔
 戻れはしない
 もう あの雨は降らない
.
 もう少し 心塞いでいたら
 天使の羽音に気づかなかったろう
.
 大きな大きなうさぎの耳で
 僕は出口をみつけたんだ
.
 ふわり ふわり
 ゆっくりと時間をくぐり抜け
 この足元へ 舞い降りる
.
 黄色い太陽が
 はじめて僕に話しかけるんだ
 「変わらないものを たったひとつ教えてよ」
.
 手を伸ばし 優しく抱き寄せて
 心の鳴る音に光をつける
.
 あのうさぎの様にうまく跳べなくたって
 愛のしるしが見えますように
.
 ふわり ふわり
 僕等のゆく道 導いて
 亜麻色の空 舞い上がる
.
 忘れないで 愛する人を
 思い出して 幸せの空を
 もしも 心が迷ったなら
 白い羽を追いかけよう
 三月うさぎのしっぽの先に
.
 ふわり ふわり
 うさぎ見失っても
 けして諦めたりしないでね だいじょうぶ
.
 ふわり ふわり 
 風の仕業じゃなく
 誰の背中にも羽ばたく 白い羽
.

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たんぽぽ  うた
蒲公英の詩


作詞・作曲・うた yuyu



 * たんぽぽ揺れる川沿いの道 確か昨年も咲いてたよね

   だけどあの日の泣き虫な私はもういない

.

   あの頃は泣いてばかりいた心 小石にさえ躓き気もそぞろ

   手に入れた幸せもみんな 

   サラサラ指からこぼれてゆくんだ

   静かに流れゆく時間も 季節を告げる優しい予感も

   私の好きな小粒のミカンも 

   意味もなく通り過ぎてゆく不安も

.

   たくさん泣いたら悲しみさえも忘れるんだって

   あの陽だまりにいた小さな影がそうつぶやく

   だけど流した涙の数じゃなくて 

   たったひとつの勇気あれば

.

   * 繰り返し

.

   大人になんかなりたくないって 

   だけどあの頃には戻りたくないって

   少しすねて時間をこねて 明日のために飛んでもっと寝て

   神様が忘れた合言葉 幸せも拾わない大人

   時を飛び越えるのがうまい馬 

   きっと羽なんてなくてもいいかな

.


   でも気づいたんだ あの太陽はいつも

   誰の空にも微笑んでいるよ

   上をほら向いて 手を広げたら 鳥たちと歌えたんだ

.

   白い綿毛を風に任せて この町あの橋 海こえて

   この世界には出来ないことなんか何もないから

.


   肩に乗った花の種は 

   未来のあの場所へ導いてくれるかな

   世界に一人しかいない自分に逢う場所へ

.

   たんぽぽ揺れる夕暮れの道 たぶん明日も咲いてるよね

   花のほっぺに濡れている涙を指に落とす

.

   * 繰り返し


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太陽のあしあと
wow wow 明日にむかって 〜


作詞・作曲・うた yuyu



  もしかして自分は弱いと思ってる?

  森の上のお月様も 木の陰で泣くんだよ

  朝起きたら草葉が濡れてることがあるでしょ

  あれは お月様の涙なんだよ

  でも空の上で決して輝くことをやめない

  だってあの星に光を届けなきゃならないから 

  wow wow wow

* ねえ感じて あなたを待ってる人がいる

  あなたにしかできないたったひとつを待っている

.

  もしかして明日は来ないと思ってる?

  雨に濡れた小さな仔猫 もう会うことはないかな

  春がすぎ太陽に揺れるひまわり畑で

  のどを鳴らすヒゲのない猫がいた

  たぶん雪も風吹く夜も一人で乗り越えてきたんだね

  だってあの空の向こうにあるもの確めたいから 

  
wow wow wow

  ねえ気づいて 前に進めば明日はある

  その涙 優しく包む明日たちに会える

.

  ほら 振り返れば君のうしろに残る足跡

  立ち止まりながら歩いた 確かに生きていた証 

  wow wow wow

.

  あの頃からずっと 季節は繰り返してきた

  昨日 歌い忘れたことも あの日 持てなかった勇気も

  もう一度 やり直せる 
wow wow wow

.

  ねえ信じて あなたを待っている人がいる

  あなたが笑ったら白い花がきっと咲く

.

  怖がらないで あなたにちゃんと明日はくる

  太陽のあしあと追えば道しるべになる

.

  * くりかえし


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ちゃぷんの海


作詞・作曲・うた yuyu



   幼い頃みたあの海は 楽しそうに笑っていた

   白い波の泡 くすぐったそうによけながら

   太陽の下 笑っていたよ

   夏がくるといつも 早起きをして

   潮の香りする浜辺へ

   わくわくしながら 自転車をこいで

   今日の自分を探しに行った

.

   海にだってココロがある

   今を生きる人達に様々な日々が訪れるように

   季節変わるように

.

 * ちゃぷん ちゃぷん 波の音

   僕の気持ち 揺らすように

   何故なんだろう ここにくると

   ちっぽけな自分愛しいよ

.

   サヨナラを言った夜の海は 静かにそっと泣いていた

   月さえ波に隠しながら 

   こらえきれずに 泣いていたよ

   冬になるといつも 夜を待って

   眠る波を見に行った

   どこからが空でどこからが海か

   境目ない宇宙がそこにはあった

.

   海にだって悲しみがある

   歯を食いしばる人達も ふと泣きたいときがあるように

   逃げ出したいように

.

** ちゃぷん ちゃぷん 海が鳴く

   僕の涙 連れ去って

   どうしてだろう ここにいると

   ちっぽけな自分強くなれる

.

   優しい海 踊る海 歌う海 泣いている海

   今日出逢うのは どんな海かな

.

   海にだって幸せがある

   この世界の全ての人達に 同じ数だけ星が降るように

   喜びが舞うように

.

   * 繰り返し ** 繰り返し

.

   あなたのココロ 波に映る 

   目の前の海は笑っている?


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そらいろじてんしゃ


作詞・作曲・うた yuyu

.

  移りゆく風景を もう少しみていたい

  アルバムの切れ端に そっと 描きとめておきたい

  今日こそは あの路地の壊れかけた自転車を

  ピカピカに裾で磨いて 綺麗なペンキを塗ろう

.

  目を閉じて ペダル踏み

  あの山の朝焼け雲を思い浮かべて 息を吸い込めば

  ほら 遠く町を見下ろしてる

.

*  翼がなくても飛べるさ 空色の自転車で

  季節が過ぎても 会えるから 君の道をゆこうよ

.

  君はいつもあくせくと 毎日を走ってる

  足元の花たちや 木のくしゃみに気づかないで

.

  人生は何度でも やり直すことができるから

  ちょっとぐらいは 息を吐き出して

  錆びついたベルを三度鳴らせば

.

** 遠くへあの日へ飛べるさ 空色の自転車で

  だからね のんびり生きたって できなくたっていいから

.

  泣きたいときに涙がでない

  強くなきゃだめだと言い聞かせた

  でもほんとは向かい風に 逃げ出したくなったりした

  泣きたかったあの日

.

  その足で歩くのが疲れたら 空色の自転車で

  ふわふわ 雲のおやつを食べて ひぐらしとふたり乗り

.

  *  くりかえし

  ** くりかえし


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あぶく
泡のゆりかご


作詞・作曲・うた yuyu



 太陽の吐息が波になった

 キミがこの地球(ほし)に生まれた瞬間(とき)

 遠い国から届いた 優しい命のうた

.

 ずっとキミを待っていた この世界を選んでくれた

 誰かに伝えなきゃ 大切な命に今 会えたと

.

 キミが生まれたことに心から感謝したいから

 たとえ誕生日を知らなくても

 ボクが記念日をつくるよ

.

 雲たちの寝言が雪になった

 小さな命 包み込むように

 屋根の時計も耳を澄ます 優しい愛のうた

.

 ずっとキミを守ってゆく 

 どんなことがおこったとしても

 けして泣いたりしないよ

 命あること それが大事なんだから

.

 キミが生まれたことは誰のためじゃなく

 答えはそこにある

 たったひとつの命の泡を

 けして消えることない生命の意味

.

 花びらよりもやわらかく 

 雫よりもはかなくて

 海の泡よりも強い

 キミの命がこの地球(ほし)にうたう

.

 星たちのあくびが風になった

 どこかで新しい命が鳴る

 空を見上げれば聞こえる 優しい心のうた

.

 ボクがキミの命 守るよ


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届け勇気よ  fly to the sky


作詞・作曲・うた yuyu



   人はたまに生きてゆくのが辛くなるけれど

   泪を流して また 歩けるんだ

   歌を歌って また 笑えるんだ

   たとえば雨の中 

   ベランダに干しっぱなしのシャツも

   静かな時間に身をゆだねたり 

   色んなこと洗い流したいときもある

*  わたしを支えてくれたこの歌を

   みんなにわけてあげたい yeah

    だからその両手を伸ばして音符を受けとめて

   あなたは そこにいる

.

   誰にだって自分が見えなくなるときがあるけど

   雨上がりの水たまりに映る

    がんばりたい心に気づくんだ

   あなたを励ましたくて作ったこの歌を

   今すぐそばに届けたくて yeah

   集めたその音符がこぼれぬうちに 

   カバンに詰め込んだ

   ちょっとだけ そこにいて

.

   木の影がゆくまで この空が音をたてて告げるよ

   la la la la la もうすぐ

.

   夕暮れの匂い 目を閉じれば 懐かしいあの頃

   悩みなんかなく いつも夢を追いかけていた

   あの日口づさんでいた小さな歌

   今日の自分に届くなんて

   ずいぶん長い道を歩いてきたんだね

.

   * 繰り返し

.

   世界のその場所に この風に勇気をあずけた

   la la la la la 待ってて

   la la la la la fly to the sky


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花と風と小さな公園


作詞・作曲・うた yuyu



子供の頃 いつも通った公園がある

 その存在すら忘れているのに 

 ふとした瞬間に思い出す

 ふたつ並んだブランコと 花に囲まれた低いベンチ

 女の子なのにねって笑われたよね

 父親と夕陽落ちるまでキャッチボールした

.

 ちょっとひと休みしたくて 風につかまったら

 辿りつけた あの日の向こう

.

 まだまだ人生歩くんだから 

 たまにはこんな日もいい

 のんびり話しをしよう 花と風と小さな公園で

.

 いっぱい泣いてきたし いっぱい頑張ったよね

 あなたが超えてきた辛い日々も

 あの優しい風が消し去ってくれるから

 隠れて食べたアイスと 眠れず見上げた月の横顔

 こうして今日幸せになるためだから

 意味ない涙なんて あのね この世界にない

.

 ため息つきたくて 雨に濡れたらわかったんだ

 誰も知らない あの日への近道

.

 あなたが生きた分 色づく町と

 結び目の増えた夜明け

 つなぎ合わせよう そっと 花と風と小さな公園へ

.

 失くしたものなんてなにもない

 ほんとは気づいてほしいだけ

 自分が自分であるための 今を感じて


 生まれてこれて みんなに出会えて

 人は ありがとう を 言える

 探してみようかな 明日 花と風と小さな公園を

.

 探してみようかな 花と風と小さな公園を



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サクラウタ


作詞・作曲・うた yuyu



 春が来るというのになんだか寂しい

 大人になって少しづつ 歩くことに疲れてる

 最近は肩丸め ため息ばかり それでも全然へっちゃら

 どこかで春が生まれてるのに

.

 空がいつもより近いことにも

 風が昨日よりやわらかいことにも

 気づかないふりをするなんて

 .

 ふと すぐそばで声がした 桃色の花びらが頬を染め

 太陽の輝(ひか)りを吸い込んでウタう

 あぁ あの日もこのウタをきいたっけ

.

 夢をひとつ失うごとに泪も消えた

 楽しみにしていた希望の音がビルに跳ね返る

.

 時を進むたび弱くなって 臆病にもなって

 痛みに震えてる

 「遅すぎる」と どんなことも諦める

.

 でも変わらないんだ あの日の空覆い隠す桃色の花たちよ

 今日の日もまたあなたを守るように

 優しく雲にウタっている

.

 本当は笑いたい 本当は頑張りたい

 もっともっと歩きたいんだ この命咲く限り

.

 そう変わらないんだ いつだってここで咲く桃色の花たちよ

 春は毎年ここにやってきて あなたはいつも始められる

.

 春が来るというのになんだか寂しい

 そんな気持ちが少しづつ 桃の空に溶けてゆく


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未来の種
作詞 yuyu


 おいていかないで


 風の隙間から 小さな声がした


 もうすぐやってくる 雨の季節を前に

 まだ 準備のできていない未来の種が

 次の風を待っていた


 おいていかないで


 小さく背伸びをして

 空をみあげていた


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歩こう
作詞 yuyu


 誰かが言った

 もう 泣きたいよ

 誰かが言った

 もう 歩きたくない


.
 でも その先には 太陽が寝転んでいて

 その道には 綺麗な花が咲いている

.

 もう少し

 あと少し 歩いてみれば

 きっと いいことが待っているよ

.

 雨が足元に溜まったって

 地球にとっては ちっぽけな水たまりなんだもの
.


 飛び越えられるよ

 がんばれ。



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